ISMS効率化ツール
M@gicPolicyCoSMO 導入事例
株式会社プラネット 【サービス業】
株式会社プラネット様  導入事例

M@gicPolicyCoSMO 導入により、適切な役割分担に基づく
『全員参画型』の情報セキュリティマネジメントシステムを推進します」



プラネットは、EDI(電子データ交換サービス)やデータベースサービスなどを提供する、VAN(付加価値通信網)運営会社です。日用品・化粧品、家庭紙・介護用品、ペットフード・用品、理美容、大衆薬などの業界のメーカー・卸売業と、原材料メーカー、小売業の計約1,100社が利用する大規模なBtoBネットワークを構築・運用し、消費財流通業界に不可欠な情報インフラストラクチャーとして活動しています

株式会社プラネット

情報システム部 部長  山本 浩 氏

情報システム部 チーフプランナー  宮本 考二 氏

情報システム部 志賀野 芳宏 氏







情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に着目した経緯
当社は、流通機構全体のインフォメーション・オーガナイザーとして、社会にとって有用な存在でありたいと考えています。当社が事業に関連して取扱う情報は経営基盤として大変重要な資産です。これらの情報が万一、漏洩、改ざん、破壊、紛失、又は不正使用などの脅威にさらされた場合には、当社が損害を受け信頼を損なうだけでなく、流通機構全体に大きな影響を及ぼす可能性があります。
当社は、インフォメーション・オーガナイザーとしての使命を果たすため、ユーザー情報や社内情報についてその機密性を保持し、適切な情報管理を行うことにより、安全で安定したサービスを継続的に提供するために努力し続けています。そのためには、全社的な情報セキュリティマネジメントシステムを構築・運用する必要があり、その有効なフレームワークとしてISMS認証に着目し、認証取得に至りました。

プラネットの企業理念

※以下は企業理念の一部を抜粋したものです。

<プラネットの役割>

(1)安全なサービス

(2)中立的なサービス

(3)標準化されたサービス


を継続的に提供します。


(1)最新情報技術の研究

(2)情報・流通関連の標準の研究

(3)流通業界の構造変化の研究


について継続的に努力します。


(1)情報管理システムの構築

(2)不正なアクセス、破壊工作からの防御

(3)要員のセキュリティ意識の徹底


について最大限の努力をします。


ISMS 維持・運用の問題点
認証取得し3年が経過し、ISMS維持・運用の時期となり、構築時とは違った取り組み方法が必要となってきました。

1.全般的なPDCAの展開
これまで事務局中心で構築したISMSですが、形骸化を防止し現場での活動の定着化を図っていくためには、全社的なPDCAの展開が欠かせません。そのためには各部門が一体となり、同水準の活動をどのように実践するかが大きな課題でした。

2.作業の軽減と効率的な運用管理手法
多数の情報資産の一元管理やリスクアセスメント作業は、事務局メンバーが自作のツールを用いて行っていました。構築時には非常に有効だったこの自作ツールですが、ISMS活動の質の向上が求められる維持・運用の段階では、より効率的で誰にでも操作しやすく、作業工数が低減できる仕組みが不可欠となりました。また、新規作成・更新された文書の公開方法や管理方法をどのように行っていくかも課題の一つでした。


M@gicPolicyCoSMO の導入の効果/利点
1.PDCA各機能によって全部門参加型運用が実現できました
M@gicPolicyCoSMOの画面を開くとPDCAが明確に定義されています。行うべき作業内容やフローが視覚的に分かり易く、事務局以外のメンバーでも作業への取り組みが容易になりました。各部門で同水準の活動を目指していた我々にとって、メンバー全員が統一された仕組みM@gicPolicyCoSMOを使用し取り組めたことは、活動の定着化を推進する上でとても有効な選択となったと感じています。現在はリスクアセスメントや内部監査の機能を中心に使用していますが、今後はさらに使用機能を増やして、より一層組織一体となった活動ができるようにしていきたいと考えています。

2.効率的な運用管理が可能となりました
M@gicPolicyCoSMOを使用すると各部門に管理されている情報資産を、事務局はいつでも「全社情報資産一覧」として一括で参照やExcel出力することができます。これまで事務局が行っていた、各部門の情報資産を収集して一覧化するという手間が大幅に省け、情報資産の一元管理の点で非常に効果的と実感しています。この情報資産を基に行う「脅威・ぜい弱性の明確化」、「リスクの評価」の工程では、操作画面の指示に従って作業が実施でき、初めてリスクアセスメント作業を行う人でも比較的スムーズに実施できました。作業への属人性が少ないため、作業担当者の変更があっても、M@gicPolicyCoSMO を使用していれば引継ぎも容易だと思います。
また、文書管理の機能がありますので、文書の公開やバージョンの管理がM@gicPolicyCoSMO 上でできる点も大きな変化です。従業員は、「最新のセキュリティ文書はM@gicPolicyCoSMO を参照する」という操作が定着し、事務局は公開・非公開の設定やバージョン管理をこの機能を使用することで、効率化はもちろんですが文書管理の質も向上しました。


社名

設立

資本金

代表者

所在地

:  株式会社プラネット

:  1985年8月1日

:  4億3610万円

株式会社プラネット

:  玉生 弘昌

:  〒105-0013 東京都港区浜松町一丁目31番 文化放送メディアプラスビル3階

TEL : 03-5962-0811  FAX : 03-6402-8421

URL : http://www.planet-van.co.jp/