(ISC)2公式 CISSP CBKトレーニング

セミナー・トレーニング

(ISC)2公式 CISSP CBKトレーニング

CISSP®認定資格は、情報セキュリティの共通言語とも言える『(ISC)2公式CISSP® CBK(Common Body of Knowledge:セキュリティ分野におけるグローバルレベルの共通知識、ベストプラクティスを網羅したもの)』を理解している情報セキュリティ・プロフェッショナルのみに与えられる、国際的に権威のある資格です。

(ISC)2公式 CISSP CBKトレーニングは、CISSP®認定資格試験合格を目指す方々を支援する為の、総合的かつ実践的な、日本国内唯一の公式セミナーです。 本セミナーは、CBKに基づいて忠実に作成された教材等を使用し、全て日本語で提供されます。また、(ISC)2公認の日本人講師は、情報セキュリティの現場で活躍しているCISSP®認定保持者です。実例を交えた講義・演習を通じて、受講される皆様がこれまでに得られた経験や知識をレビューしながら、ドメイン間の関連性などについて理解を深めることが出来る内容になっております。

CISSP® 認定保持者
CISSP資格の上位資格である、「CISSP® -行政情報セキュリティ認定資格 及び公式セミナー」をご希望の方はこちら


受講スケジュール
  AM 9:30 〜 PM 7:00
※ 休憩及び昼食時間を含みます。進行状況により終了時間は異なります。
1日目
セキュリティとリスクマネジメント
(セキュリティ、リスク、コンプライアンス、法、規制、事業継続)
資産のセキュリティ
(資産の保護)
2日目
アイデンティティとアクセスの管理
(アクセス制御とID管理)
セキュリティの運用
(概念、調査、インシデント管理、ディザスタリカバリ)
3日目
セキュリティエンジニアリング
(セキュリティ設計と構築)
4日目
通信とネットワークセキュリティ
(ネットワークセキュリティの設計と保護)
ソフトウェア開発セキュリティ
(ソフトウェアセキュリティの理解、適用と執行)
5日目
セキュリティの評価とテスト
(セキュリティテストの設計、実行、分析)
まとめ
模擬試験解説

問題数  250問/4択(日本語・英語併記)
総時間  6時間
試験運営元  ピアソンVUE
提供元  (ISC)2

※ 2012年9月より、マークシートからCBT配信に変わりました。


日  時
2023年10月
1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 受付締切
10/11 (水) 10/12 (木) 10/13 (金) 10/16 (月) 10/17 (火) 9/20 (水)

2023年11月
1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 受付締切
11/13 (月) 11/14 (火) 11/15 (水) 11/16(木) 11/17 (金) 10/23 (月)

2023年12月
1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 受付締切
12/11 (月) 12/12 (火) 12/13 (水) 12/14 (木) 12/15 (金) 11/20 (月)

2024年1月
1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 受付締切
1/25 (木) 1/26 (金) 1/29 (月) 1/30 (火) 1/31 (水) 1/5 (金)
場所 / URL
オンラインの場合はURLを後日ご案内いたします。
教室型の場合は場所を後日ご案内いたします。
定 員 20名
受講費用
【セミナー(5日間)】

  条件 セミナーのみ
通常価格 400,000円
早期割引 セミナー開始日より45日(暦日)前までにお申込が完了していること 360,000円
団体割引 同月のセミナーに同一組織より3名以上のお申込いただくこと。 360,000円

※ 「早期割引」「団体割引」にてお申込頂いた後、日程変更などで、条件に満たない場合は通常価格 が適用されます。


※ 早期割引・団体割引の重複による更なる割引などはございませんので予めご了承ください。



※ セミナー受講費用に試験費用は含まれておりません。


※ 認定試験は、受講者様ご自身でピアソンVUEにお手続きください。
CISSCP認定試験は2021年5月1日より 91,000円(税抜)となります。


講師陣 (ISC)2認定の日本人講師
お申込方法

申込フォームに必要事項をご記入の上、お申込み下さい。 折り返し申込書類をメールに添付してお送りさせていただきます。

※申込者が指定人数に満たない場合は、本コースを中止させていただくことがあります。ご了承ください。

※申込締切の日程をご確認の上、余裕を持ってお申し込みください。

お申込はこちらから
お支払い方法

お申込後、請求書をお送りいたしますので、コース開催初日の3週間前までに所定の口座にお振込下さいますようお願いいたします。 銀行振込受領証をもって、領収書に代えさせていただきます。


対象者
特に以下のような目的、技能をお持ちの方に有用です。
  • CISSP®認定資格取得を目指す方

セミナー受講/CISSP®認定資格取得のメリット
  • ≪個人にとってのメリット≫
    自身の情報セキュリティ各分野での知識・習熟度を再確認出来ると共に、情報セキュリティ全体を体系的に理解していることが証明できます。また、今までの自己申告による「プロ」とは異なり、ISO/IEC 17024取得組織である(ISC)2により正式に資格認定されますので、キャリアアップにも十分な効果をもたらします。

  • ≪組織にとってのメリット≫
    一部の技術に特化することなく、体系的に情報セキュリティを考え、リスク管理もきちんと判断出来る人材が自組織内にいることによって、社内資産の保護は勿論、外部コンサルタントや製品ベンダに対する的確な判断が可能となります。 また、組織内部に対する予防・検知・是正・復旧などへの対応がレベルアップするだけでなく、情報セキュリティを向上させる様々な対策に組織全体で取り組む真摯な姿勢をステークホルダーに示すことが出来ます。

CBKドメインに関するレビュー内容について
Security and Risk Management
(Security, Risk, Compliance, Law, Regulations, Business Continuity)

ここでは、すべての情報セキュリティ機能のベースとなる、機密性、可用性および 完全性という基本的なセキュリティ原則範囲を始めとして、さまざまな情報セキュ リティとリスクマネジメントのトピックス全般を扱っており、セキュリティガバ ナンスとコンプライアンス領域におけるこれらの概念を基に構築されています。 また、倫理学的考察全般、そして特に(ISC)2の倫理規定に関する知識を必要とし ます。情報セキュリティという枠組みのなかでポリシーおよびプロシージャを策 定し導入することができるかどうかについての知識や、情報および要件の収集、 ビジネスインパクト分析、目標復旧時点(RPO)といった事業継続計画のあらゆる 側面も含まれます。そして、リスクマネジメントの概念である、リスク分析、対 応策の選択と実施、リスク監視、報告、およびリスクの枠組み、脅威モデルの導 入とハードウェア、ソフトウェアおよびサービス契約の取得および管理へのリス クマネジメントの統合などの理解が必要です。そして、人員のセキュリティポリ シー領域についても問われ、セキュリティに関する教育、トレーニングおよび意 識向上プログラムを構築し維持できることが求められます。


Asset Security (Protecting Security of Assets)

ライフサイクル全体を通した情報の収集、処理および保護を取り上げます。情報 の分類および資産のサポートは、このドメインで取り上げるすべてのトピックス の基礎となっております。そして、情報、システム、およびビジネスプロセスに 関しての所有権は、分類と切り離して考えることはできず、資産のセキュリティ のドメインで取り上げられる2個目のトピックとなります。プライバシー保護も 非常に重要な要素となっていて、データオーナー、データ処理装置、データの残 留、および収集と保管の制限の概念などがあります。情報の収集と保管に関する 議論を行う場合は、データ保存を含んだ、適切なデータセキュリティ管理策につ いて詳細の知識を保有している事が求められます。最後にデータの保管、ラベリ ングおよび破棄などを含んだデータ処理要件についての理解が必要となります。


Security Engineering (Engineering and Management of Security)

セキュリティエンジニアリングは、悪意ある行為、人的エラー、ハードウェア障 害および自然災害により引き起こされる可能性のある脅威に対し、必要な機能を 提供し続ける情報システムおよび関連アーキテクチャの構築の実践と定義するこ とができます。このドメインでは、安全な設計原則を使用してセキュリティエン ジニアリングプロセスを実装および管理する能力について問われます。セキュリ ティモデルの基本概念を理解し、組織の要件およびセキュリティポリシーに基づ いて設計要件を策定し、これらの設計要件を満たす制御および対応策を選択する ことができなければなりません。セキュリティアーキテクチャ、設計およびソリュー ション要素における脆弱性を継続的に評価および軽減しなければならず、この領 域について詳細に理解をしていることが求められます。暗号化とは、情報の完全 性、機密性および信ぴょう性を確保するため情報を変更することにより、情報の 移行中も保存中も情報を保護するということで、セキュリティエンジニアリング のドメインで詳細に取り上げています。一般的な暗号化の概念、暗号化のライフ サイクル、暗号化システム、公開鍵インフラストラクチャ、暗号化キー管理実務、 デジタル署名、およびデジタル著作権管理についての理解が必要となります。最 後に、事業所および施設の設計および物理的セキュリティへの安全な設計原則の 適用などへの理解も必要となります。


Communications and Network Security (Designing and Protecting Network Security)

ここでは、私設および公設通信ネットワーク双方を介して送信される情報の機密 性、完全性および可用性を維持するのに使用される、ネットワークアーキテクチャ、 通信方法、配送プロトコル、制御デバイス、およびセキュリティ対策を網羅して います。ネットワークトポロジー、IPアドレス設定、ネットワークのセグメンテー ション、スイッチングとルーティング、無線ネットワーク利用、OSIとTCPモデル およびTCP/IPプロトコルスイートなど、ネットワークの基本を十分に理解してい ることを示すことが求められます。かつ、安全なネットワーク通信に関連して、 暗号化についても問われます。また、ネットワークデバイスの保護という見出し の下に、さまざまなトピックスも含まれていますので、スイッチ、ルーターおよ び無線アクセスポイントといったネットワーク制御デバイスを安全に操作および 保守する知識と能力についての知識も問われます。また、さまざまな伝送媒体に 元々備わっているセキュリティについて熟知していなければなりません。ネット ワークアクセスコントロール、エンドポイントセキュリティ、およびコンテンツ 配信ネットワークについても取り上げます。データ、音声、リモートアクセス、 マルチメディアコラボレーションおよび仮想化ネットワークなど多くの適用を促 す、幅広い技術を使用して安全な通信チャネルを設計し実装できることが求めら れます。そして、ネットワーク攻撃のベクトルの知識や、これらの攻撃を防いだ り軽減したりできるかについての理解も必要となります。


Identity and Access Management (Controlling Access and Managing Identity)

ここでは、人間と情報システム、異種情報システム間、さらには情報システムの 個々のコンポーネント間のやりとりに使用される、アイデンティティとアクセス のプロビジョニングと管理を扱います。システムや情報に不正にアクセスするた めにアイデンティティまたはアクセス制御システムを危険にさらすことは、デー タの機密性に関するほぼすべての攻撃の目標にもなるため、これは情報セキュリ ティプロフェッショナルが相当な時間をかけなければならない領域です。ユーザー、 システムおよびサービスの特定と承認に関する知識が必要となり、具体的にはID 管理システム、単一要素および多要素認証、説明責任、セッション管理、登録と 確認、フェデレーテッドID管理、および信用管理システムについての知識保有を 求めています。さらに、サードパーティのクラウドベースおよびオンプレミスID サービスの統合についても問われます。そして、ロールベース、ルールベース、 強制および任意アクセス制御に基づくものを含め、承認メカニズムの実装および 管理ができることが求められます。最後に、アクセス制御システムをターゲット とした攻撃の防止と軽減、およびID管理のライフサイクルも含まれます。


Security Assessment and Testing (Designing, Performing, and Analyzing Security Testing)

ここでは、アーキテクチャの問題、設計上の欠陥、構成エラー、ハードウェアと ソフトウェアの脆弱性、コーディングエラー、および情報システムの能力に影響 を及ぼす可能性のあるその他の弱点が原因となるリスクを特定および軽減して、 意図された機能を安全に提供するため、さまざまなツールや手法を用いて、情報 資産および関連するインフラストラクチャの評価に関しての知識が求められます。 評価およびテスト戦略を検証し、さまざまな手法を用いてこれらの戦略を実行す ることができなければなりません。脆弱性評価、ペネトレーションテスト、代理 トランザクション、コードレビューとテスト、悪用ケース、およびインターフェー ステストに関する知識の保有が求められます。これら評価には、セキュリティポ リシーとプロシージャの検証、ディザスタリカバリおよび事業継続計画も含まれ ます。最後に、テスト結果について分析し報告することができるか、さらに、社 内監査および第三者監査を実施または円滑に進めることができるかどうかも理解 している必要があります。


Security Operations (Foundational Concepts, Investigations, Incident Management, Disaster Recovery)

ここでは、エンタープライズコンピューティングシステムの運用に関する情報セ キュリティ概念およびベストプラクティスの適用に関するさまざまなトピックス が含まれています。証拠の収集と取り扱い、文書化と報告、捜査手法とデジタル フォレンジックといったさまざまな調査概念を含めたフォレンジックを指揮する、 あるいはサポートするための知識が必要です。運用上、刑事上、民事上、および 規制上の観点からも、調査要件を理解しなければなりません。効果的なロギング および監視の仕組みは、不可欠なセキュリティ機能です。そこについては、侵入 検知と防止、セキュリティ情報とイベント監視システム、およびデータ漏洩防止 などが含まれます。そして、リソースのプロビジョニングおよびこれらリソース のライフサイクルを通した管理と保護についても取り上げますが、セキュリティ の運用が前提としているのはこれらリソースの保護です。ファイアウォール、侵 入検知システム、アプリケーションホワイトリスティング、マルウェア対策、ハ ニーポットとハニーネットおよびサンドボクシングといった保護制御を運用し維 持すると同時に、サードパーティのセキュリティ契約およびサービスを管理する 能力、そしてパッチ、脆弱性および変更管理についても理解をすることが求めら れます。インシデントレスポンスとリカバリ、ディザスタリカバリ、および事業 継続の運用面での理解が必要となります。物理的セキュリティおよび個人の安全 についてのトピックスで締めくくります。


Software Development Security (Understanding, Applying, and Enforcing Software Security)

実稼働および開発ソフトウェア環境へのセキュリティ概念およびベストプラクティ スの適用について扱います。ソフトウェアに対するセキュリティ制御を評価し執 行するために、ソフトウェア開発のライフサイクルにおいてセキュリティを理解 し適用できなければなりません。その中で、ソフトウェア開発方法、成熟度モデ ル、オペレーションと保守および変更管理についての理解を必須とし、同時に統 合化された製品開発チームの必要性も理解しないといけません。また、ソフトウェ ア開発環境においてセキュリティ制御を執行することもできなければならないの で、ソフトウェア開発ツール、ソースコードの弱点と脆弱性、ソースコード開発 に関する構成管理、コードリポジトリのセキュリティおよびアプリケーションプ ログラミングインターフェースのセキュリティなどについての知識取得も求めま す。かつ、変更管理に関する監査とロギング、ソフトウェアセキュリティに関す るリスク分析と軽減および取得したソフトウェアのセキュリティインパクトを含 めたソフトウェアセキュリティ制御評価の領域についても理解が求められます。